CO2コントローラ・モニター

株式会社ディー・エス・アイCO2コントローラ・モニターのページです。

ローコスト、取扱い容易なCO2コントローラ・モニター

温暖化効果ガスであるCO2の濃度測定に関心が高まって来ています。地球規模のCO2の測定は無理ですが、身の回りのCO2を測定し、昨年と比較しCO2濃度がどのように変化したかを観測できます。また、緑が豊かな公園や森林などと市街地を比較し、植物のCO2吸収の働きを確認することが出来ます。

さらに、CO2には温暖化効果ガスとしての側面以外に、室内環境の側面があります。CO2濃度は健康や学習・業務効率に影響します。ビル管理法では室内のCO2許容濃度は1,000ppmと定められています。これを超えると、眠気をもよおし、さらには気分が悪くなったりします。人が多く集まる会議室やオフィスなどでは管理が必要です。

しかし、必要以上の換気を行うことは、空調の負荷並びに換気ファンのモータの電力として不必要なエネルギーを使うことになります。測定したCO2濃度に基づいて適切な換気の運転を行うことが快適環境と省エネルギーのバランスのとれた運用になります。

「本CO2モニター」はこのような目的で開発された、ローコストで取扱いが容易なCO2モニターです。

CO2モニターは3タイプあり、タイプ1(ZGw063)は卓上でCO2と温度が測定できます。設定した値を超えるとブザーで知らせますので、窓を開けたり、換気扇を運転してください。

タイプ2(ZGw08PR)はタイプ1にリレーを付属し、ブザーと同時にリレーを動作します。これにより自動で換気扇の運転を行うことが出来ます。タイプ2の表示はCO2と換気率になります。

タイプ3(ZGw08VRC)はタイプ2にCO2の値に比例した電気信号(4〜20mA、0〜5V)を出力します。これにより、換気扇の運転停止だけでなく、中間の運転やCO2濃度に比例した運転など高度な制御が行えます。

全てのタイプについて、RS232Cによる通信が行えますが、タイプ1には特殊なインタフェースが必要です。RS232Cによる通信を必要とする場合はタイプ2またはタイプ3を選択して下さい。

また、弊社のデジタル百葉箱と組み合わせて、外気のCO2濃度観測が行えるようにする予定です。

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